
ジムへ初めて行こうとしている方やトレーニング方法が分からないビギナーの方はぜひ読んでください!
はじめに & 基本
自己紹介
こんにちは、フランクです。フランス出身の35歳。世界中のジムで13年間トレーニングを続け、ケガなく自然に10kgの筋肉を増やしました。
経験、フィードバック、そして学びを重ねる中で、「本当に大事なこと」だけに絞ったトレーニング方法を作り上げました。
私の目標はシンプルです。できるだけ効果的にトレーニングを始め、続けられるようにサポートすること。
このガイドを読めば、自信を持ってジムに入り、何をすべきかが分かります。
※このガイドは基本的に健康な方を対象としています。持病や過去のケガがある方は、始める前に医師に相談してください。
- トレーニングを始める前に
最初のウェイトを持つ前に、この5つの基礎習慣を整えましょう。結果が大きく変わり、健康も守れます。
水分補給 – 水はタンパク質合成、栄養運搬、パフォーマンスに必須。体内水分が2%減るだけで筋力や持久力が落ちます。
十分な睡眠 – 7〜9時間が目安。睡眠中に筋肉は修復・成長します。
栄養のある食事 – タンパク質、炭水化物、良質な脂質をバランスよく。少しのカロリー余剰が筋肉増加を助けます。
ストレス管理 – 高いストレスやコルチゾールは回復と筋肥大を妨げます。
人とのつながり – メンタルの安定と継続力のために大切です。
- ビギナー安全チェックリスト ✅
始める前に:
重量を増やす前に正しいフォームを覚える
トレーナーや経験者にフォームを確認してもらう(鏡で自分の動きをチェックするのも効果的)
必要に応じてベルト・ストッパー・セーフティバーなどの器具を使用
鋭い痛みを感じたら中止(筋肉の熱い感覚=OK、関節の痛み=NG)
- 休養と回復
筋肉はジムではなく休養中に成長します。
ビギナーは週1〜2回の全身トレーニングがおすすめ
回復日はウォーキングや軽いストレッチなどのアクティブレスト
強い筋肉痛がある部位は休ませる
- ウォームアップ:ダイナミックストレッチ(5〜7分)
動的ストレッチは筋肉や関節、神経を動きながら温める方法です。
各種目を約30秒ずつ行います。
上半身
首回し(時計回り・反時計回り)
腕回し(小→大、前回し・後回し)
肩回し(前・後)
腕振り(胸の前で交差→大きく開く)
体ひねり(左右、体幹意識)
下半身
腰回し(両手を腰に大きく回す)
脚振り 前後(ハムストリング&腸腰筋の準備)
脚振り 左右(股関節と内転筋をほぐす)
自重スクワット(下で一瞬止める)
ランジウォーク(脚を交互に前へ)
カーフレイズ(つま先立ちで1秒キープ)
💡 ポイント:なめらかな動き、可動域を意識、腹筋を軽く締める、硬い部分は繰り返す
- ビギナー戦略:ビッグ3(SBD)
複数の筋肉を同時に鍛えるコンパウンド種目に集中します。
スクワット – 下半身と体幹を強化
ベンチプレス – 胸・肩・腕を鍛える
デッドリフト – 背中・ハムストリング・お尻を強化
理由:コンパウンド種目は多くの筋肉を同時に使い、消費カロリーも多く、成長が早い(Suchomelら, 2018)。
種目 | セット数 | 回数 | 休憩 |
---|---|---|---|
スクワット | 3–4 | 8–12 | 60–90秒 |
ベンチプレス | 3–4 | 8–12 | 60–90秒 |
デッドリフト | 3–4 | 5–8 | 90–120秒 |
もっと欲しいなら / バーベルロー / 懸垂 | 3 | 8–12 | 60–90秒 |
もっと欲しいなら / オーバーヘッドプレス | 3 | 8–12 | 60–90秒 |

試しに私がこのトレーニングを受けましたが、翌日、翌々日に筋肉痛がすごかったです。
- 進歩のためのプラン(漸進的過負荷)
体はすぐに慣れるので、常に少しずつ負荷を上げます。
正しいフォームで全回数できたら2〜5kg追加
もしくは回数を1〜2回増やしてから重量アップ
- 栄養の目安
タンパク質:体重1kgあたり1.6〜2.2g/日
炭水化物:主なエネルギー源(米、芋、オート麦、果物)
脂質:体重1kgあたり0.8〜1.0g/日(ナッツ、オリーブオイル、青魚)
カロリー:維持カロリーより+250〜500 kcalで筋肉増加
- 記録とモチベーション
種目・セット数・回数・重量をトレーニングノートに記録
月ごとに進歩を確認
小さな成功を祝う(例:腕立て10回連続達成、スクワット重量アップ)
- まとめ
まずは5つの健康基盤(水、睡眠、食事、ストレス管理、人間関係)を整える
動的ストレッチで体を温めてからトレーニング
ビッグ3を中心にバランスよく補助種目を入れる
休養と回復を大切に(筋肉は休んでいるときに成長)
漸進的過負荷で少しずつ負荷を上げる
筋肉増加のための食事を取る
記録をつけて成果とやる気を維持する